リーバイスのトラッカージャケット47024を着込みだして約4ヶ月が経ちました。
毎日着ていて総着用時間は1000時間に達し、その間にケチャップやカレーうどんや
醤油なんかの飛散攻撃に耐えてとうとう最初の洗濯を決意しました。
まずは洗濯前に各部のアタリの進行具合をチェックしてみます。
洗濯前の袖と腕周りです。
やはりこの部分が一番色落ちが進んでますが、先月と比べてもあまり差が感じられません。
でも確実に自分の体の形に沿ったシワが出来ていて、リジットのゴワゴワした感じは
ほとんどなくクタクタしてます。
脇の部分もしっかりとアタリが付いてます。
ケチャップやカレーうどんの攻撃を受けた全面部は大きな変化はありませんが
僅かにポケット周り、ボタンホール付近に着ジワによりアタリが発生してます。
アジャストベルトは一段絞って着ていたので それによるアタリが明確についてます。
襟にもようやくアタリが付いてきました。
何の特徴もないのが背中部分です。
パッカリングが目立てばそれなりに見られるのですが、まだ一度も洗濯してないので
大きな変化はありません。
さて、ではリーバイス トラッカージャケットの最初の洗濯をしたいと思います。
501STFのような生デニムでなく防縮加工されたリジットジャケットなので
目に見えた縮みはないと思います。(店員もそう言ってた)
501STFはいつもお風呂のバスタブでお湯に浸けていたのですが、後で浴槽がかなり
汚れるので(それでいつも叱られる汗)大きなバケツに熱湯を注いで糊落としをします。
生デニムの糊落としを儀式的に色々と紹介されてますが、自分でもどれが良いのか
さっぱり分かりません。
40℃のお湯が良いとか60℃が良いとか、自分の場合はかなり適当です。
寸胴鍋でお湯を湧かしてGジャンの入ったバケツに熱湯を入れますが、ジャケットが
十分に浸かるように足りない水はさらにお湯とか水とか足してます。
一応温度計ってみたら65℃でした。
で、この状態から30分放置とか1時間放置とか色々あるみたいですが、
30分とかだとまだ熱々でGジャンを取り出せないので、十分に冷めるまで放置しました。
このとき軽くすすぎを行います。
そして洗濯をするのですが、Gジャンに限らずジーンズでもやるように全てのボタンをして
生地を裏返しにします。ただし袖部分は裏返しません。
我が家の洗濯機はドラム式で少ない水でバンバン叩き洗いをしやがります。
デニムにはあまり評判は良くないですが、これしかないのでこれで通常モードで洗濯します。
デリケートモードで洗っても良いのですが、チンタラ時間もかかるし、通常モードの
お湯を使うってやつで洗いました。当然?洗剤は入れてません。
きっと汗も醤油もカレーも綺麗に取れるでしょう?
洗濯の後、我が家の乾燥機で一番パリパリになるモードで乾燥させました。
この時も生地は裏返したままです。
で、上がってきたのがこいつです。

自分で言うのもなんですがビックリするくらい変化しました。
各部の着ジワによるアタリが洗濯乾燥によりさらに明確になりました。
気になる縮みはほとんどなく袖が僅かに、そして着丈が少し縮んだような?気がします。
一番縮みを感じたのは身幅です。いままで普通にボタンを留めれていたのが、
ちょっとキツく感じます。重ね着しているといままで出来ていたのが出来なかったりしますが、
しっかりとアタリが付いた腕周りです。
洗濯乾燥により襟の形がちょっと歪になりましたが、着込むことで矯正できるでしょう。
襟部分もさらにアタリが明確に付いてます。
V字ラインとポケット周辺も洗濯前は分からなかったのですが、しっかりとアタリが付いたり
パッカリングが目立ってきたようです。
Gジャン愛好家はリーバイスだったらファーストとかセカンドとかサードとかを愛用して
それを育てるのが格好良いと思いますが、現行モノの生デニムを育てるのもなかなか
面白いです。
現行モノはヴィンテージと違いポケットもついて(自分にはとても便利)
醤油やケチャップ等に恐れることなく(普通に買えるから)
気軽に着れるのが良いところです(しかも安い)
北米ではデニムは所詮ワークウェアなんで、とにかく履き潰す着潰す感じです。
その結果出来た色落ちやアタリは やっぱり味わい深いと思います。
今回はこのトラッカージャケットをファーストウォッシュまでは着続けようと覚悟してましたが、
これから毎日着るようなことはせず、不定期にこのトラッカージャケットの色落ちを
アップしていこうと思います。
だって毎日着てると、周りの人に
「またあの人同じ服着てる」
「あの服しか持ってないのかな」
っぽく見られていて 辛かったです。
なので明日はトラッカージャケットを着るのは止めよう!
さあ、何を着ようか明日は?
ラングラーのGジャンでも着ようかな?
って またGジャンかよ!